イタリア U 


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Hotel Paggeria Medicea 朝靄の中の庭園

大木に寄り添う建物から眺める幻想的な光景

翌朝の庭の手入れにも思わずシャッターを切っていました。
テラコッタ土の素焼きのテラスが高台に面しています。
アグリツーリズモ 農家に1週間単位で宿泊をし、時期によっては葡萄の収穫などを手伝い、樽から注いでもらったワインや新鮮な野菜などを食しながら農家の生活を体験する。  オシャレな女主人とフィレンツェを案内してくれたMr.ビオンディ
フィレンツェの郊外にレストランといえるものはあまりありません。地元の人が昼からワインをあおっている店で出てきた肉の盛り合わせです。牛ステーキと骨付き豚ばら肉とウサギです。これだけ出てくるのに30分はかかりました。あとでシェフが出てきて「ウサギをオーブンで焼き上げるのに時間がかかってしまった」  でも完璧な焼き加減だろう、と言わんばかりに嬉しそうでした。そのとおり皮がカリッと焼き上がっていてウサギそのものの味が生きている。ウサギをいただくのはこの調理法がウサギの最高の味を引き出せるし、ソースをへたにかけることなどウサギに失礼と感じました。前日野生のウサギをボロネーズパスタでいただきましたが、そのウサギには野山を駆け巡っていた厳しさがありました。野生の動物に脂身をためる余裕などないのでしょう。シベリアでご馳走になった野生のトナカイの肉に近く、筋肉のみと言う感じでしたが今日の飼育されたウサギは脂も適度にのっていて味はスズメの系統でした。ウサギを1羽2羽と数える不思議が解かったような気になりました。やはり野生という言葉にノスタルジーは感じても人間が美味しいと感じるものは檻に入れられて走ることも出来ずに脂肪をため込んだ肉なのだという現実を実感。

アグリツーリズモを実践されている農家におじゃましてワインを試飲させていただきました。先週までは満室だったのがこれからはオフシーズンに入るらしく誰もいない食堂でいろいろなワインを堪能させていただきました。このモンテバーゴの丘で育ったカベルネソービニオン種の赤ワインを樫木の新しい樽につめて、樫の新鮮な香がたっぷりと注ぎ込まれたワインが美味しかったです。船便で年明けに到着します。お楽しみに。その樽はリセルバという2〜3年用のワインの樽に回すそうですが毎年樽が余ってしまい2年目の樽はだいぶ処分するそうです。それにしても美味しいワインがとっても安い。パリのワインショップのオーナーも嘆いてましたけど「どうしてワインが日本に行くとあんなにも高くなってしまうんだ」と。

ベネチアの隣 小さな町のレストランで出された“大麦のズッパ”
70代半ばのご婦人が 今日のメニューの説明をし
出てきたスープがあまりにも 美味しいので
彼女が作ったのと聞くと その老婦人のそのまたお母さんが奥で朝から作っているとのこと 
90のおばあちゃんが朝起きて今日は何にするか考えて毎日違うメニューを作る
90年前のイタリアの味、おばあちゃんの愛情が1枚の皿から溢れています。

地球紀行