|
| ソウル探索レポート |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
| 韓国ソウルへ 商品の買い付けに行ってきました。一番驚いた事は 時間の概念でした。問屋街は 開店が夜の8:00 閉店が朝の8:00 どうです 驚いてくれました? いままで いろんな国を歩って買い付けしてきましたが こんなことは初めて! 一般向けの市場は朝から夕までなので ソウルは24時間稼働している街です。 なぜ 夜中に店を開くのかというと 韓国全土から商売を終え 店を閉めてから乗合バスに乗って 商品の仕入にやってくるのです。大っきなバッグを一団体30個くらい道端に並べています。バスの運転手がその見張り役です。せいぜい買い込んで朝方、各地にそれを持って帰っていくのです。韓国の人は働きます。自分も流石に朝の4時まで交渉をしたことは初めての経験でした。そのためには 朝鮮人参のジュースや 骨付きカルビは様々な薬味と ほとんど生のにんにくを レタスの葉っぱに包んで食します。精がつくはずです。また韓国の人は飲みっぷりも違います。焼酎も乾杯をしたら一気で飲みます。それが掟のようです。(一般的には定かではありません)それがまた友情を確かめあうために しょっちゅう乾杯をやります。 商品の価格は昼は観光客向け 夜は業者向けということで 夜開いてる店の方が安いのですが 夜はほとんど価格はついてないので 人を見て価格を決めます。誰でも買えますが 数枚であれば一般の価格を提示されます。(土曜の夜から日曜の夕方にかけてが休日になります。)また 観光地であれば 世界中どこでもそうですが 日本人と見ると 一番高い価格を言ってきます。まず日本人は 悪く言えばなめられています。 日本人は金持ちだから高く取っても 神のもとの平等という意識から 当然 と思っているのかもしれません。今回もこんなことがありました。街角にすわっているおばあちゃんから 三角のパックに入った懐かしい牛乳を買ったのですが、まずは いくら?と聞いたのですが、それには答えず パックにストローを挿してしまい押し付けるように差し出しました。それから「1000ウォン」(約95円)ソウルの物価は日本の60〜80%です。すぐには支払わず でも返すわけにもいかないので そのストローで牛乳を飲んでいると 地元の女の子たちが 同じパックのコーヒー牛乳を買って 500ウォンを払っていきました。 「ハイ おばちゃん500ウォンね」と差し出したら おばちゃんは顔は向けずに 手だけで500ウォン硬貨を受け取りました。この場合 あわただしく先にストローを挿してしまい、あとへは引けないシチュエーションを演出することがコツのようです。 また 卸売りの場合 最初にビシネスプライスとして誠価を提示したにもかかわらず、そこからまた ディスカウントを要求すると 相手にしてもらえなくなります。たとえば英国人などは 物の価値を見極める目が違います。ほんと シビアです。気に入ったから 言われた価格を支払う という思考回路ではなく まず 残された自分の人生を展望して これを買う価値はあるのかを思考します。使い捨てという観念はないようです。そこが GO になれば 次に この物はどのくらいの価値があるのかをまず自分で判断します。そしてその提示された価格は妥当であるか と こんな方向で思考が展開されていきます。 と ちょっと大袈裟ですが でも こんな感じです。 見る目が備わってくれば ブランドに頼らなくても 本当に自分に合うものが 一生愛着を持って大切にできる物が 見つかるのです。 家をはじめ 使い捨て文化を謳歌している我々は 地球資源・環境 に対して大きな負荷をかけています。韓国の箸はステンレスです。重いし非常に使いづらいのですが なれれば みんな上手に使っています。 日本ではいったい あの割り箸を 1日何千万本捨てているのでしょうか? これだけ自然を破壊してしまう文化(結果的に)を持っている国は 世界中どこにもありません。(たとえ間伐材であったとしても) またコインにしても我々は そこに書いてある数字を見なければ その価値は判断できませんが ヨーロッパの人たちは コインの価値を主に 重さで判断します。エルサレムで アレキサンダーの顔が盛り上がっているあの時代のコインを手にしたことがあります。小さいのですが どっしりとした重厚感がありました。あの当時から 鉱物資源の価値基準というものを持っていた文化が 受け継がれているのでしょうか。 観光地で 欲しいものの適正価値は1/2だと踏んだら交渉は40%くらいの価格から入ったほうがいいでしょう。相手の言い分も聞いてやり最後の落とし所は厳しく しかし円満にまとめることが 異国の人とのハートのふれあいも得れて 単に数字だけではない満足感を 得ることが出来ます。ぎりぎりまで追い詰めてしまうと フェア トレードの概念にも反します。交渉相手が経営者でない場合これ以上の値引きは無理という線があります。でもその設定が高ければ 最後の手段は物でサービスしてもらうことです。これならできるのです。また 人と人との関係は時に 利益を度外視しても 成立することがあります。この人のためなら という思いになれば 電卓では絶対だしてくれない条件も出してくれることがあります。こんな時には何らかの形で恩返しをしたいものです。しかし それを逆手に取るケースもあります。上海で通訳を頼んだ時 三日間お世話になり 決められた報酬と 心付けを払おうとしたら彼はそれを受け取りません。「私はあなたに喜んでもらえばそれでいいのです。」とか「最後のお茶代は私に払わせてください。」とか・・・あれやこれやと尽くしてくれます。で結局 最初に差し出したチップの数倍を 渡してきた事がありました。その時は 彼はすんなりと受け取ったのです。海老で鯛を釣ったわけです。後で復習してみると まああ日本人の心を上手に読み取った対応だったな と勉強させられました。尽くせば尽くすほどそれ以上返す という日本人の特性を熟知した上で いつも最後には あのパターンで 彼は日本人に 対処しているんだと思います。お世話になった感謝と 別れる寂しさとが入り混じった 別れ際に 集中的に 上記のような言動を持ってくることが効果的なようです。 話はまた戻りますが 問屋は ひとつのビルに1500くらいのショップが入っています。そのひとつに キムさんという女性がやっているショップがありました。ボーイフレンドが 日本人だそうで、3ヶ月に一度しか会えないけれど Telは毎日してる と嬉しそうでした。でも なかなか会えなくて寂しそうでした。目がキラキラしていて きれいでした。日本語がまた上手で、恋の力は偉大だ と感じました。昨日 ソウルで見たBSで 「外国語は 教える事はできない。自分からやらなければ決して身に付かない。しかも 1日2時間やれば飛躍的に上達するが、それ以下であれば いつまでたっても変わらない。その限界点のようなものがあるようだ。」と言ってました。なるほどと思いましたが それにも増して 異国の人と恋をすること これが外国語をマスターする 最強・ 最速 の上達法 であることは間違いない。と実感しました。(結果としてですがね)キムさんはホントいい人で 親切にいろんなことを手助けしてくれて 異文化の中で困った様々なことに キムさんのできる限りの事をして助けてくれました。以前だと 若い人でも日本に対する歴史観をしっかり持っていて(今もそうですが) 表面に出すか 出さなくとも身体に内包して 日本人とは 壁を隔てて接していたように感じていました。でも今回 キムさんに出会えて 過去の真実は歪曲することなく しかし 新しい未来に向けて 二国間の新時代を歩む ・仲良くやれる という趨勢を感じました。 Taxiの運転手や 市場の人たちも 今までは英語を覚えたけど 日本人の観光客が増えて 今じゃ日本語を勉強したほうが役に立つよ と言って勉強してました。宇多田や あゆのCDが街に流れ harajyuku のロゴの入ったTシャツや様々なグッズがはやっています。 着実に 両国は近づきつつあります。 3時間足らずで着いてしまう 隣の国 韓国 一番近くて一番仲の良い国になれればいいと願っています。 そして キムさんは いずれ彼と結婚をして どちらかの国に移り住むそうです。そんなキムさんたちの幸せを 心から祈っています。 |
| 韓国 | 1 | 2 | 3 | 4 |